『インターネットにおける誹謗中傷法的対策マニュアル』(中央経済社)の改訂第3版を上梓いたしました。
同書は、削除請求や発信者情報開示請求といったインターネット関連事件について、実際に事件を担当する実務家の視点に立ち法解釈と裁判所の運用レベルまで含む実務的な手続きを解説した書籍です。
この分野の実務を解説した書籍がなかった2013年の初版出版以来、多くの実務家の方々にご愛用いただいております。
今回の3版の改定にあたっては近時問題となることが多い個別サイトや個別プロバイダごとのトピックを充実させました。また、情報通信技術の発展に取り残され、すでに周回遅れの法令となっているプロバイダ責任制限法をいかにして最新の社会に適合させ得るかという観点から、試行段階の新たな解釈論も多数記載いたしました。
もちろん、初版以来ご好評をいただいている実務にそのまま使える書式も種類を増やして掲載しております。