SNS上での発言をめぐって「炎上」をする事例が後を絶ちません。炎上は企業の公式アカウントでの発信でも起こりますが、社員や役員が私的に行っているSNSの炎上に会社が巻き込まれるといったこともよく見かけます。このようなトラブルに巻き込まれないため、またトラブル発生時の対処を容易にするため、SNS
ジャーナリストの伊藤詩織氏がTwitterで誹謗中傷を受けたと訴えた裁判の判決2021年11月30日に東京地裁でありました。この裁判では、リツイートを行っただけの者が不法行為責任を負うのかという点も争点になっており、Twitterのリツイートに関しても裁判所の判断が示されています。リツイート
改善への第一歩は踏み出している! 以前の記事の冒頭でも少し触れましたが(「大人にもネットリテラシー教育が必要です!」 )、2020年から誹謗中傷への関心が高まり、総務省の研究会である「プラットフォームサービスに関する研究会」では緊急提言が公表され、「発信者情報開示の在り方に関する研究会」ではプロ
裁判戦略においては、単に判決上の勝訴敗訴だけではなく、広報・レピュテーション的な観点も無視できず、SNSの普及に伴い年々その重要性を増していると思います。ただし、裁判の内容をどこまで外部に公表するか、公表してよいのかについては難しい問題です。この観点で注意しなければならない裁判例(東京地
【ネットリテラシー教育の重要性】<インターネット上の誹謗中傷への対応に関する社会における関心の高まり> 2020年になり、誹謗中傷に関する関心が一段と高まる出来事が起き、社会全体においてインターネット上の誹謗中傷について関心が集まり、議論が活発となっています。 2020年8
子どもが映った画像や動画、安易に投稿してませんか?~子どもの肖像権、プライバシー権、名誉権などが害される可能性~以前といってもだいぶ前ですが、子どもの画像を親が勝手にアップしてしまう場合の問題点について、記事をまとめました(「将来子どもに叱られる!
ネットリテラシー教育に関して記事をアップしてから早約2年…月日が経つのは早いものです。未成年者向けのネットリテラシー教育については学校現場でも喫緊の課題となっているようで、前回の記事アップ後、都立高校からお声がけいただき、2018年,2019年と毎年,インターネットに関連した様々な問題を取り上げ
最近SNSで自分の話ではなく人の話や聞いた話が投稿されていることを見かけませんか?投稿する側にとってこのような行為が法に問われる事があるのでしょうか。そのリスクや危険性について柴田佳佑弁護士に聞きました。プライバシーとは?カフェでコーヒーを飲んでいたら、隣の席の人が話をしてい
高校生への消費生活講座の実施平成29年10月12日,ご縁がありまして,埼玉県内の高校において,高校3年生向けの消費生活に関する講演を行ってまいりました。内容は,消費者問題といわれる分野がメインで,生徒たちが高校を卒業し,20歳前後くらいでよくありそうな問題を取り上げました。例えば,ワンクリック
子どもたちはいつでも加害者になってしまう環境にいます スマートフォンが流通した現在では、中学生、高校生だけでなく、小学生でもスマートフォンを利用し、インターネットを利用しています。 子どもたちをインターネットの利用に伴う […]