裁判戦略においては、単に判決上の勝訴敗訴だけではなく、広報・レピュテーション的な観点も無視できず、SNSの普及に伴い年々その重要性を増していると思います。ただし、裁判の内容をどこまで外部に公表するか、公表してよいのかについては難しい問題です。この観点で注意しなければならない裁判例(東京地
仮処分における手続費用負担については、仮処分事件の決定が「事件を完結する裁判」と言えるのかが問題になりますが、仮処分事件は決定の種類によって不服申し立て方法が分かれるため決定ごとに考えられています。
2021年の通常国会にプロバイダ責任制限法の改正案が提出されました。【改正条文案、概要など】https://www.soumu.go.jp/menu_hourei/k_houan.html従来より問題となっていた「ログイン型投稿」への対処や簡易迅速な一回的発信者情報開示を実現する
2021年に入り、clubhouseというSNSが日本でも話題になっています。clubhouseは、2020年4月よりサービスが開始されたSNSで、2021年1月下旬に入り日本でもユーザーが増えている状況です。特徴としては、文字の発信ではなく音声の発信であること、録音や記録が規約上禁
2017年10月1日付で2ch.netについて、運営権が「Loki Technology, Inc.」に譲渡され、同時にサイトの名称も2ちゃんねるから「5ちゃんねる」に変更との発表がありました。Loki Technolo […]
自社の商品・サービスが勝手にランキングされている? 競合するいくつかの商品・サービスを比較するタイプのアフィリエイトサイトがよく見られるようになりました。 多くの場合、サイトを訪れたユーザーを、別のサービスへ誘導すること […]
削除依頼の書式と書き方はご存知ですか? ネット上で誹謗中傷を受けた・事実無根の風評被害を受けている、このような場合、その書き込みを削除するという手続きを取ることが基本的な対策です。対象の記事を削除するためには、削除したい […]
著作権侵害を助長する「リーチサイト」インターネットが有する他の媒体とは異なる特徴の一つとしてリンク機能があげられます。インターネット上ではリンクが設定されることにより、容易に他のページの情報にアクセスすることが可能となります。この仕組みを利用し、違法にコピーした漫画や雑誌の海賊版を公開し
削除や情報開示の裁判を申立てられる裁判所は? ネット上で事実無根の中傷や風評被害を受けた場合、管理者等との直接交渉で解決を図る場合もありますが、管理者に対応を拒否された場合など記事の削除や投稿者に関する情報開示の裁判を行 […]
SNSでのなりすまし被害 TwitterやInstagramなどのSNSにおいて、勝手に自分になりすましたアカウントが作られる被害が増えています。 なかには顔写真を無断で使用しているような悪質なものもあります。 このよう […]